アンタルヤ来訪


仕事の都合で2001年10月第1週,トルコのアンタルヤと言う街に行ってきました.
初めての海外旅行であるのに世界情勢まで悪化してきて,かなり怯えていたのですが,
一応は仕事を終えて帰国することができました.


イスタンブール離陸直後(左),日本を昼に立ち,経由地のパリを夕方立ち,そしてイスタンブール到着は深夜でした.さらにイスタンブールから国内航空でアンタルヤに向かったわけですが,その離陸は朝.初めての海外で無謀にもイスタンブールで夜明かししたわけで…….
ま,朝のイスタンブールの様子が見てのとおり綺麗だったので,和むことができたのですが.

さらに,飛行途中の湖(中)に山々(右).印象は中国の墨絵.これで窓が綺麗だったらよかったのに,あいにく窓は傷だらけ.さておき,エアロゾルが多いんだろうな,などと仕事のようなことを思ったり.


さて,泊まったホテルを正面から見た様子(最左),なかなか豪華なリゾートホテルでした.しかも泊まったのは10階(トルコ式に数えると9階),そこからの眺めもなかなかで(中左).ちなみにこのホテル,プライベートビーチなんてものまでもってます(中右).そこからホテルを見ると,なんか威圧感がすごい(最右).


ホテルからアンタルヤの中央,カレイチまではちょっと距離がありました.歩いて30分くらいかな.途中に綺麗なモスクがあったので,撮ったのがこれです.見事見事.


さて,アンタルヤの名所の1つ,ハドリアヌス門です.ガイドブックに載っていたのが左のような写真だったので,大きいとは思っていなかったのですが,実際には半分地面より下なので,かなり大きいです.近くで見ると迫力(中).

ハドリアヌス門を抜けると旧市街.古い町並みに,店があります(右).まわりが高層アパートばかりなので,世界が変わったかのように感じたり.


さて,アンタルヤの観光名所の羅列?です.フドゥルルックの塔(最左),時計塔(中左),イブリミナーレ(中右),アタテュルクの像(最右).フドゥルルックの塔はいかにもな砦.脇には大砲なんて置いてあったりもしましたが,でも脇には食堂やお土産屋さん.やはり観光名所.時計塔は街の中心,脇には商店街.イブリミナーレは,ガイドブックによればセルジューク朝時代の建造物だそうな.綺麗な塔です,あ,もちろん手前の塔です.アタテュルクの像は……よくわからない.私に感動はなかったし.


アンタルヤの街を走る電車,旧市街の店の前,そして野菜屋さん.何かにつけてメロン,スイカ,ブドウを食べたっけ.


夕暮れ.ダストが多いせいか,よく染まります.


さて,観光名所の夜景です.ちゃんとライトアップされているのが,哀しいのか嬉しいのか,ちょっと複雑.


会議のディナーではダンスのショーもありました.最後にはみんなで踊ると言うのがトルコのやり方だそうで,楽しいのはいいのですが,疲れる.


朝焼けに映える山々.ちなみに夜明けは現地時間の6時過ぎ.そのお陰で毎朝こんな感じの風景が見れました.


近隣の滝.いかにも観光地みたいではあったのですが,名前をチェックするのを忘れまして(^_^;)


ペルゲ

さて,アンタルヤ近郊のアクロポリスまるごと1個の遺跡,ペルゲです.ここには会議終了後に1人でタクシーで行きました.1人で行ったおかげで,私らしいことに歩くわ歩くわ.3時間くらいは,うろついていました.それでも,もう少しいたかったけどね.



城砦を一望(左),なんか,これだけで絶景と言う感じ.ただ,最初はここに近づくまで,城砦と言う印象は弱かったのですが.ちなみにこの2つの円塔(右)は,南門のすぐ脇にあるとガイドブックにあるのですが,門はよくわからず.後ろの建物がそうかなぁ.


街区跡(左),円柱の並びが綺麗でした.
城砦にいたる道の途中の円柱には女神?の彫刻(中).なんか,えらく保存状態がよかったですね.
そして,城砦の入り口(右)?城砦への登り口直前の建物です.なんか寝そべっているように見えるのですが,近くに寄ってもよくわからず.


さて,ペルゲ城砦の頂上です(最左).なにやら小さい建物がありますが,中に入って見るとアーチ状の柱構造に,なにやらギリシア文字で書いてあります.なんだろう.ここから下を見下ろすと街の様子がよくわかります(中左).しかし,なんで斜めになってしまったんだろう.ちょっと哀しい.ところで,ここから山側を見ると別の城砦らしき地形が見えます(中右).気分は未来のドーム都市.こことあそこと仲が悪かったら大変だろうなぁ,等と思ったり.ちょっと降りたところから,さっきまでいた場所を見てみると,城砦の様子がよく判ります(最右).昔はすごかったんだろうなぁ.


さて,ペルゲ入り口の脇には競技場跡なんてものもありました(左).こちらもなかなかに.転がっている柱の残骸が全部大理石らしいことに気付いて,なんか身震いしたりもしましたが.ついでにちょっと先には劇場跡もあるのですが,こちらは立ち入り禁止.どうも崩壊直前で危ないらしいのです.フェンスに囲まれてました.
また,そこまでの道の脇には出てきたものを並べた様子の場所が.こちらも柵で囲まれていたのですが.まぁ,被写体が小さいので写真を撮る気にもなりまして.でも,レリーフは……顔を削られた天使?


帰り道



アンタルヤ空港(左),アタテュルク空港(イスタンブール)の商店街(中),シャルル・ド・ゴール(パリ)のFターミナル(右).空港の施設は……,イスタンブールが一番綺麗でよかったなぁ.


というわけで,即席に作成した頁ですが……,今後更新はしないだろうなぁ.

8 Oct. 2001