さておき、今回はごく近く短く、奥鬼怒温泉と日光霧降の2カ所です。
最初は戦場ヶ原にも行こうと思っていたのですが、修学旅行の団体さんで
宿が埋まっているそうで。そうか、そんな季節か。
深夜、本当に星が綺麗で、天の川もくっきりと。FishEyeを持ってきてよかった。
でも5Dの素子、性能がよすぎるのか、明るい星があまり大きくなりません。
ということで、このサイズじゃわけがわからんですね。
一応、秋の夜空で真ん中ちょっと上にアンドロメダ星雲もあるのですが……。
左がヒナタオソロシ、右がオロオソロシの滝ですが、どちらも遠すぎて。ちょっと期待外れ。
まだ真ん中の名もない(のか?)滝のほうが、見栄えがしました
で、鬼怒沼。ここは文句なく、素晴らしかったです。天気もいいし人もいない。
草はすでに秋の色。重いカメラ装備かついで、死ぬ思いで登った甲斐がありました。
なお、鬼怒沼は総称で、無数の沼が点在しています。上は鎌沼
湿原の風景あれこれ。秋風が心地よく、ついつい長居してしまいました。
しばらくして遠方に雲が沸いてきましたが、アクセントとしてちょうどいいくらい。
トンボもあちこち飛んでました。真ん中は食虫植物のモウセンゴケ。
初日の夜に味を占めて夏銀河を撮ろうとしたのですが、
千切れ雲がひっきりなしに、流れてきて、うまくいきませんでした(左)。
赤っぽいもやのようなものが雲です。
で、悔しかったので、早朝前に置きだして今度は冬銀河狙い(右)。
深夜には雲も晴れたようで、今度はうまくいきました。一応正面の山の
すぐ上にオリオンがあるのですが、やっぱりこのサイズではわからない。
左から順に、マックラの滝、玉簾の滝、丁字の滝ですが、
どれも結構規模が大きく、しかも寄れるし、とっても楽しかったです。
ただし、マックラの滝はどうにもなりませんでした。飛沫が多すぎて、下流から写真を撮れないのです。
あと玉簾の滝、こちら実はノーファインダー。高いところから撮りたかったのですが、いい足場がなく、
三脚を岩に乗っけて無理矢理撮りました。無駄なショットが撮れるデジタルに感謝した一瞬。
霧降川の流れあれこれ、実に楽しかった。掲載したい絵は山ほどあれど……。
そして最後は霧降の滝。
これも規模が大きく、素晴らしいのですが、こちらは寄れる道が崩れてしまっているとのこと。
観瀑台から眺めは画一的になってしまうしなぁ……。
なお、帰り前に立ち寄った蕎麦屋さんでの会話。
「紅葉時は混むんでしょうね」「いやいや、滝のほうまで行く人は全然いないよ」
……え?