2006年・夏休み

昨年はやらなかったので、久々の夏休み無謀一人旅です。って、一昨年の文章使い回し。

さておき、今回はごく近く短く、奥鬼怒温泉と日光霧降の2カ所です。
最初は戦場ヶ原にも行こうと思っていたのですが、修学旅行の団体さんで
宿が埋まっているそうで。そうか、そんな季節か。



初日は鬼怒川温泉からバスで1:40、終着の女夫淵から徒歩でてくてくと。
目的地の八丁の湯までは徒歩で、1:20程度とか。


道すがら見かけた滝なぞ。一番左がカツタテの滝だと思います。


八丁ノ湯の滝の見える露天風呂。堪能しました。


深夜、本当に星が綺麗で、天の川もくっきりと。FishEyeを持ってきてよかった。
でも5Dの素子、性能がよすぎるのか、明るい星があまり大きくなりません。
ということで、このサイズじゃわけがわからんですね。
一応、秋の夜空で真ん中ちょっと上にアンドロメダ星雲もあるのですが……。



2日目は滝の見物、兼、鬼怒沼登山……、死ぬかと思いました。
運動不足にはハードすぎです。いまだに足が痛い。


左がヒナタオソロシ、右がオロオソロシの滝ですが、どちらも遠すぎて。ちょっと期待外れ。
まだ真ん中の名もない(のか?)滝のほうが、見栄えがしました


で、鬼怒沼。ここは文句なく、素晴らしかったです。天気もいいし人もいない。
草はすでに秋の色。重いカメラ装備かついで、死ぬ思いで登った甲斐がありました。
なお、鬼怒沼は総称で、無数の沼が点在しています。上は鎌沼



湿原の風景あれこれ。秋風が心地よく、ついつい長居してしまいました。
しばらくして遠方に雲が沸いてきましたが、アクセントとしてちょうどいいくらい。


トンボもあちこち飛んでました。真ん中は食虫植物のモウセンゴケ。


初日の夜に味を占めて夏銀河を撮ろうとしたのですが、
千切れ雲がひっきりなしに、流れてきて、うまくいきませんでした(左)。 赤っぽいもやのようなものが雲です。
で、悔しかったので、早朝前に置きだして今度は冬銀河狙い(右)。
深夜には雲も晴れたようで、今度はうまくいきました。一応正面の山の
すぐ上にオリオンがあるのですが、やっぱりこのサイズではわからない。




3日目はただの移動日です。離れる前に宿の絵を撮りました。



4日目は場所を移して、日光霧降高原の隠れ三滝&霧降の滝。
「かくれ」という位だから、小ぢんまりした滝を想像したのですが、絶句。


左から順に、マックラの滝、玉簾の滝、丁字の滝ですが、
どれも結構規模が大きく、しかも寄れるし、とっても楽しかったです。
ただし、マックラの滝はどうにもなりませんでした。飛沫が多すぎて、下流から写真を撮れないのです。
あと玉簾の滝、こちら実はノーファインダー。高いところから撮りたかったのですが、いい足場がなく、
三脚を岩に乗っけて無理矢理撮りました。無駄なショットが撮れるデジタルに感謝した一瞬。


霧降川の流れあれこれ、実に楽しかった。掲載したい絵は山ほどあれど……。


そして最後は霧降の滝。
これも規模が大きく、素晴らしいのですが、こちらは寄れる道が崩れてしまっているとのこと。
観瀑台から眺めは画一的になってしまうしなぁ……。

なお、帰り前に立ち寄った蕎麦屋さんでの会話。
「紅葉時は混むんでしょうね」「いやいや、滝のほうまで行く人は全然いないよ」
……え?



YoshiakiSATO (22 SEP. 2006)