とりあえず扇沢にて(左)。多少染まった木があるという程度でしたが目的地はここよりはるかに高所なので、期待が膨らみます。
右はくろよん。この写真を撮った直後、ガスが入ってきて視界がほぼ0まで落ちました。切り上げるにはよいタイミングでしたが。
初日の宿はロッジくろよん。ほとんど山小屋といった感じでした。
これは黒部平から大観峰付近を仰ぎ見て撮った写真です。向こうは真っ盛りという感じですね。ちなみにこの写真、硬調にすればもっと派手になりますが見た目に近くした結果、地味目になりました。雨中、1.6km先を撮った写真だしねぇ。
大観峰展望台から。左はそのすぐ脇を取った一枚です。雨の中の撮影ですが視界は良好で鮮やかでした。黒部湖の方向望むと右のような感じです。雨中だけに黄色にこくが乗って綺麗ですが紅葉としてはまだまだ。
室堂についても雨、それでも撮影はしました。ここでは雷鳥沢付近で撮った一枚を。
夕方、急に陽が射してきました。谷間の陰影や斜面を伝う雲が美しくて。
雲海に沈む太陽。夕食と時間が重なってしまったので十分撮れませんでした。返す返すも無念。
月夜の雄山。夕暮れ直後はよい天気でした。それだけに月夜の雲海を期待していたのですが、夜半から雨となってしまいました……。
みくりが池温泉食堂から。出発しようとした矢先、窓際に人がたくさん集まっていたので何かと思ったら。団体さんがいらっしゃいました。あわてて撮ったので構図がなってないですが、仕方あるまいて。
天気の回復は9時過ぎだったかな?朝8時までは雨だったのですが。というわけでそのときのみどりが池を(左)。
で……、毎度のことながらやってしまいましたよ。体調悪いから行く気はなかったのですが、雄山までは無理でも一の越までは何とかなるか、と。でも、駄目ですやっぱ。身体がまともに動かないのです。といいつつ、右はもうすぐ一の越というところですね。
で、一の越から。左は黒部湖、右は方向からしたら東沢谷なのかな?よくわからんです。で、今回のベストは、きっと中央の一枚かな。一の越から右下の斜面を見たものですが、黄色と緑のコントラストが見事。光加減もよく、写真はさておき、ずっとファインダーを覗いていたい気分でした。
帰路、そのまま天狗平まで降りて行きました。下りなら何とかなるようです。で、そのときの写真など。
中はチングルマですね。赤が鮮やかでした。群生地ではまだ綿毛が開いていませんでしたが。右は……、自分は一体何を考えているんだろ、思うような写真ですね(笑)。イメージは湿原を潜る潜水艦、かな。
室堂に戻るといい天気でした、東の空は。西の空は曇りなので、夕焼けは望めず。
鐘釣温泉、建物に風呂がありません(笑)。河原に左のような感じで浴槽(?)が。あと岩風呂と称した風呂もあります。洞窟に温泉が沸いているだけですが。
日中はトロッコ列車の観光客で賑わってしまうので泊まらないと落ち着いて入れないですね。湯温も丁度よく、気持ちよかったです。ただ、翌朝も入ろうと思ったのに増水でどうしようもなく。撮影もそのときにと思っていたので、写真はなしです、無念。
右、何日くらいでこうなるんでしょう?砂利の下の砂が雨で侵食された様子みたいでした。
未明に台風の通過した富山では朝、大雨でした。黒部川は茶色い濁流と化しましたので、美しい渓流は望むべくもなく。体力的に厳しいこともあり、帰宅を決めました。高速バスも検討したのですが、結局夜行急行「能登」を利用することに決定、乗換駅である魚津に向かいました。
と、トロッコ列車を待つ間のカット。左の滝は雨のときだけ現れるそうです、が、水量は十分。大雨の結果でしょう。
魚津の「海の駅・蜃気楼」にて。
台風後はいつも期待するのですが、案の定出ました。でも、袂がこんなに近く感じるのは初めてでした。テトラポッドからかかっていますよね。走っていけば追いつけそうで(無理!)。
そして落日。考えてみたら魚津だと能登半島に陽は沈むのですね。日本海に沈む夕陽を見たかったのですが、まぁよしとしよう。
【余談】
そしてこのあと、2318発の能登を待つ間、ずーっとお世話になっていたのが「万両」というお店。楽しかったし、美味しかったです。値段も手ごろだし、お勧め。また機会があれば行きたいところですが、さて。
で、帰宅しました。ふとテレビをつけたらNHKで室堂の中継。今朝は早朝から晴れているのか。いいなぁ。