2004年・紅葉



平林寺(2004年11月28日)

サボっていたのでアップが遅くなりましたが、今年のラスト紅葉は近所の平林寺でした。
人が多くて気力が萎えかけましたが、やっぱり綺麗なところは綺麗ということで。



関八州見晴台・高山不動(2004年11月20日)

今回はいつもの友人との年中行事で出かけました。雲海も紅葉も綺麗でした。



朝、出掛けは霧でした。ということは……、とやっぱり高いところは晴れていて、雲海が綺麗でした。


これは展望台あたりの樹。これも光の具合と相俟ってなかなか。



関八州見晴台にて。いつもの樹はもう一つ、というところでしたが、ちょっと奥が素晴らしく。
左はさすがに被写体深度が足りませんでした。EF50F1.4開放。右はF2.8までしぼったところ。きりきりですね


さて、高山不動の大紅葉ですが、意外とこちらは先行していたのか、先の方はかなり散っていました。



実は、見晴台では気分が乗り切らなかったのですが、こちらで一気に興が乗りました。……ナチュラルハイ?
上左は地面に落ちたばかりの紅葉。地面はほとんど落葉に覆われていました。上右の垂れ下がった枝もなかなか。
ですが下の絵。覗いてびっくり、2枚の赤と緑の葉が寄り添うようで。自然の造形にはほんと、驚かされますね。

ちなみに今回は何故かD60が大活躍。つけてたレンズの都合なんですが、ね。まぁ前回、川苔谷に持ち出さなかった分を取り返した、というか……。でもほんと、オーバーホールに出さないとなぁ。



川苔谷・百尋の滝(2004年11月13日)

今回も単独撮影、何処へ行こうか悩んだ末に奥多摩に行きました。
行きの電車やバスが混んでいたので失敗したかと思いましが、現地ではそうでもなく。付近はほとんど晩秋の雰囲気でしたが、状態のよい木もあり、楽しかったです。今年は自分にとって当たり年だよなぁ。


朝の到着時、昨日の雨をまとって光り輝く木々が綺麗でした。


川苔谷の渓流あれこれ。落葉に囲まれ、落葉を流し、晩秋の雰囲気をかもし出していました。
ここの水もどこぞと一緒で「蒼い」ですね。



百尋の滝の手前にあった木。すばらしい色や形、刻々と変わる光、しばらく身動きができませんでした。
人一人通るのがやっとの細い山道だったのですが、私が停止している間通り過ぎた人はわずか数人、助かりました。で、下段、左と右、実はほとんど似たようなアングルなのがお分かりでしょうか?たった5分でこんなに表情が変わったんですよ。楽しすぎますね。
しかしJPEGは赤に弱い。特に上段ですがフルサイズで見ると、こんなに色むらありません。哀しいなぁ。


ということで、手前の紅葉に完全燃焼してしまったため、実は気力が落ちていました。が、それでも確かに百尋の滝の姿は美しいですね。ぼけっと見ていて癒されます。結構な時間をこのあたりで過ごしていました。周りが広々としていて気持ちがよい。だから「百尋」の滝なのかな。ここまで登るだけでかなりあるので疲れたから、と言うのこともありますが。


さて、最後にとーっても怖い木を一枚。これも状態のよい木で撮っていて楽しかった……、のですが、なんか近くで変な音がするのです。ふと見ると親指大の飛び回る影、あわてて逃げました。遠くから見るとこの木の根元に「うろ」があるらしく、そこに出入りしている様子。きっと巣があるのでしょう。実にやばかったなぁ。このサイズだと、やっぱり大スズメバチだろうなぁ……。



大血川渓谷・大陽寺参道(2004年11月7日)

紅葉が秩父で見頃だとはわかっていたので、秩父の何処にしようか悩みながら出かけました。
で、いつも行ってみたいと思って見ていた大血川方面へてくてく歩いてみました。
あちこちよいポイントがありましたが、圧巻は大陽寺参道の大紅葉、すばらしかったです。



道なりちょこちょこ。渓谷も撮りましたが、うーん、もっと流れに寄りたかったなぁ。
降りる道がないことはなかったのですが……。


さて、大陽寺参道の紅葉です。一本の木であらゆる色、うーん、見事。


で、これにも結構感動しました。清めの水に沈む落葉。落ちる水滴、広がる波紋。
まさに明鏡止水を絵にしたような、そんなイメージです。


左ですが、実は大血川岸まで一箇所降りました。ポイント的にあまりよい場所でなかったので、少ししか撮れなかったのですが、それでも撮った一枚。ちなみにJUPITER9を使いました。やっぱり楽しいなぁ、このレンズ。なお、右は素直に大陽寺参道です。こっちは50F1.4だったかな。


ご飯は観光釣場の休憩所で食べました。その休憩所の裏側がこんな感じ。



中津峡(2004年11月3日)

とっても見ごろで綺麗でしたが、昨日帰宅したばかりで行くのはやはり厳しいです。
ちょっとふらふらしてました。こんなんで、明日仕事に行けるのだろか。


奥入瀬で悪かった天候を取り戻すかのような晴天でした。


色付きも見事、ただアップにするとちょっと汚いけど、遠目では最高れべる。
右はちょっと電線が入っていたのが悔しい。中はもっと色を出してもよいかな?


逆光、と、いつものおおぼけ。


左ですが、一陣の風が紅葉の葉を落とす。まさに錦糸吹雪。見事でした。
でも、うーん、、ちょっと個性に欠けているような気が。やっぱ疲れのせいだろか。



十和田・奥入瀬(2004年11月1日)

知人の結婚式の都合で大鰐温泉まで行きました。
で、そのまま直帰するのもあれなので、と、思わず年休を確保して寄り道。
……大雨に泣かされました。あーあ。


ガスにけぶる十和田。湖畔の木々はさすがに終わりかけという印象でした。


でも、中湖あたりの湖畔は見事。ちなみに子ノ口に向かうフェリーからの撮影です


九段の滝・銚子大滝・白糸の滝、左二枚の頃は霧雨でしたが、右一枚は大雨の中……。



奥入瀬紅葉。雨の中だけに色も濃く、世界は赤・黄に染まっているかのよう。
でも、雲井の滝までにびしょぬれになってしまったのであえなくダウン。
バスから見る九十九島や阿修羅の流れが美しく……、悔しかったです。


最後は翌日の宿、蔦温泉の窓から。なんか、油絵みたいになりました。
ちなみに翌日も同じく大雨。……いつか蔦沼ハイクを決行することを願い、後にしました。



三峰(2004年10月28日)

紅葉の季節ですね。というわけで、こりもせずにまた休みを取って撮影行に行ってしまいました。
ちなみに画像の大きさの違いはボディの違いです。番号ではわかりません。
その関係で拡大画像も今後前より小さめになってしまいました。どうか、ご了承ください_o_。


さすがに昨日、天気情報をチェックして計画しただけによい天気です。


稜線の陰影もきれいでしたし、山の上に注目するとモザイクもきれいでした。


まぁどれも私らしい絵かな。徹底的にぼかした左右、実は幹ねらいの中央。


駐車場からすぐ上ったところの樹。グラデーションが美しかったですね。


個人的には中央が一番のお気に入り。木漏れ日のイメージです。右はべたべたですが、ほとんど素のままの絵かな。左はちょっとソフトな50F1.4開放の絵です。ちなみに掲載しませんが、F2.0にしぼった絵もあります。とってもシャープ(^_^;)。


さて、おまけですが、同行者に載せるように依頼されたのでC-PLのサンプル。


この二つの絵を見比べてどう思われるでしょうか?
実はほとんど同時刻、同アングル、同露出、同しぼりで、違いはC-PLの利かせ方だけです。
枯れ木に花が咲いた、C-PLの詐術、そんな風に思った瞬間でした。